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1.税金の巨大なムダづかい中部国際空港
2.中部国際空港問題の経過
3.空港見直し運動の経過と成果
4.空港中止の運動を旺盛に
5.空港問題資料集

空港中止の運動を旺盛に

 「ここまで空港建設が進んでしまったら、とめられないのではないか」「いままで、埋め立てたのをどうするのか、お金が無駄になるのではないか」という疑問を耳にします。しかし、空港建設は1兆円をこえる大事業です。いままで注ぎこんだお金はその一部分にすぎず、これから使うお金のほうが、ばく大なのです。ムダな施設なら今、中止するほうがよほど経済的なことは明らかです。できたものをどうするかは、県民の意見をよく聞いて決めていけばいいことです。アメリカではムダなダムの取り壊しも始まっています。一度できたらどうしようもないということではありません。
空港島の対岸部に建設が予定されている前島も、必要性や採算性の根拠も示せず、売却の見込みもなく、矛盾は深まっています。関西空港の「りんくうタウン」計画が破たんした実例もあり、県民運動の高まりによって建設を中止することは十分可能です。

日本共産党は、中部国際空港建設を中止させるために、次のような活動をします

 全県的には、「中部空港見直しネット」など、市民団体の取り組みに協力しながら、空港中止のキャンペーンを展開します。万博・空港中止のステッカー、ポスター、のぼり、シール投票など県民の目に見える運動をすすめます。街頭宣伝、シール投票、抗議はがき、署名運動など宣伝活動を旺盛に行います。
前島計画のムダのキャンペーンを展開し、中部空港関連事業差し止め住民訴訟の取り組みを重視して、学習会や口頭弁論に積極的に協力し、裁判闘争の前進のために努力します。
県議会、地方議会での論戦を重視します。各議会への陳情書、請願書の提出をはじめ、各地で、空港問題にかかわる学習会、シンポジウム、懇談会を地元要求とのかかわり、県財政悪化、環境破壊などで企画し推進します。
名古屋空港周辺、知多半島、海部郡など各地で、市民運動と協力し、空港を理由にした開発事業を追及し、空港そのものをやめさせる運動に発展させるために努力します。
伊勢湾の豊かな生態系を示す海中写真やスナメリの実態を広く県民に知らせ、県内の自然保護団体、中央の自然保護団体に積極的に連携し、伊勢湾の環境を守る運動を広げます。

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