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【04.02.14】国が生産者応援して 笠井あきら前参院議員が酪農・畜産家と懇談

2月14日「しんぶん赤旗」

酪農家から経営の実態を聞く笠井比例候補(中央)ら=14日、東浦町 日本共産党の笠井あきら参議院比例候補らは14日、愛知県知多地方の酪農・畜産関係者と懇談し、現地調査をしました。知多地方議員団も参加しました。

 一昨年、BSE(牛海面状脳症)問題が起こり、BSE関連助成措置があるものの、いまでも酪農・畜産農家(経営)の厳しい現状をうけ、現地に入りしました。調査をふまえ対策の拡充を県に要望します。

 大府市の尾張南部酪農協同組合では、坂野周治地区委員長らと、BSE問題が発生した前後の実態を意見交換。

 愛知県では昨年12月から、死亡した牛の全頭検査がはじまり、輸送経費、肉骨粉にするための化製処理費など、3万数千円の経費の負担が増えている現状や排泄物処理施設の整備問題が説明され、出産で起立ができなくなった牛のと蓄が事実上不可のなっている現状も話し合われました。

 東浦町の酪農家・岡戸三男さん(60)を訪ね、大規模な排せつ物処理施設や乳牛のいる牛舎を見ながら、要望や意見、経営の実態を聞きました。

 岡戸さんは、行政の対策が後手後手だったBSE問題で「酪農家のせいではない負担ができた」と憤慨していました。

 さらに、会場を移して、酪農家と懇談し、笠井参院比例候補は、「国の失政のつけが生産者の負担になっている。それは、消費者にも跳ね返ってくる。自給率を確保するためにも、国の政策で生産者を応援していかなければならない」と述べました。

 

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