6月6日「しんぶん赤旗」
憲法九条を守る瀬戸の会結成1周年企画が「平和を願ってやまない人々のつどい」として3日開催され、800人以上が参加しました。
総合司会は俳優の天野鎮雄さん。冒頭、瀬戸の地域や職場などで30近くつくられている「草の根9条の会の一つひとつがスライドとともに紹介されました。
第1部は「平和をねがい、うたうつどい」として、俳優の山田昌さんらが出演して、「私が一番きれいだったとき」などを朗読、歌唱しました。高校生の力強い群舞も行われました。
第2部は「平和をねがい、語るつどい」として、9条の会事務局長・東京大学教授の小森陽一さんが講演しました。小森氏は教育基本法改悪のねらいと憲法九条との関連をのべたあと、自民党の「新憲法草案」の本質を解明。「アメリカの利益のために日本の利益を犠牲にしていいのか。世界中の平和を求める力とも手をつないで平和を守れるかが今問われている。九条を守るためにという人となら誰とでも手を結ぼう。ちょっとした勇気と人間としての言葉が九条を守る」と語りました。
最後に「私たちは、日本の誇り、世界の宝である憲法9条を大切にまもり、戦争をしない日本、平和な瀬戸を子どもたちに手渡すことを念願します」というアピールを確認しました。