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【06.05.13】小泉悪政ストップ 愛商連が集会 ハッピ姿の業者400人 名古屋

5月13日「しんぶん赤旗」

 
 「国民いじめの政治は許さない」―。愛知県商工団体連合会は11日、名古屋市中区で、小泉内閣の悪政に抗議する決起集会を開きました。県内各地からハッピ姿の業者ら300人が参加しました。

 主催者あいさつにたった太田義郎会長は、「年金や医療が切り捨てられる一方で、政府は米軍に三兆円も投入しようとしています。私たちの納めた税金は、くらしや福祉、業者の営業支援にまわすべきです。もう黙ってはいられません。小泉政治に怒りの声を上げましょう」と訴えました。

 集会では、「中古家電の販売規制をめぐる運動を通じて、困難でもがんばれば道が開けると確信した」(春日井市でリサイクル業を営む青年)、など、参加者が次々に発言。日本共産党の林のぶとし前県議もあいさつしました。

 集会後、参加者はキャンドルやちょうちんを持ち、「庶民増税反対」「憲法を守ろう」と訴えながら繁華街をパレード。

 参加した、刈谷民主商工会会長の滝沢健三さん(63)=建築請負業=は、「この10年、個人相手の増改築関係ばかりで大きな仕事はほとんどありません。景気が良くなった実感なんでまったくありません。国民みんなが協力すれば、悪政は変えられると思う。そのためにも、業者ががんばっている姿を広く伝えたい」と話していました。