3月5日「しんぶん赤旗」
「二〇〇六年国際女性デー愛知県集会」が四日、名古屋市中区で開かれ、百八十人が参加しました。
水野磯子実行委員長(新日本婦人の会愛知県本部会長)は、「憲法と教育基本法を守り、世界の宝、九条が輝く日本をつくるため、声を掛けあって行動しましょう」とあいさつしました。
名古屋を中心にテレビやラジオ、舞台で活動する夫婦俳優、山田昌、天野鎮雄両氏がユーモアたっぷりにトーク、会場をわかせました。
天野氏は戦時中の学童疎開体験に触れ、「国民の過半数が憲法改悪に反対しているのに、国会議員の七割は賛成しています。国民の代表とは言えないのでは。(政治が)おかしいと思ったときは、声をあげる必要があます」。山田氏は朗読劇「この子たちの夏」の一節を朗読、「『赤紙』を受け取ったときの、兄の顔を今でも忘れられません。ただただ、戦争はいやです」と語りました。
集会に連帯して、名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟支援者と障害者が報告。参加者は、「県下の女性と共同の輪を広げ、憲法九条守り発展させていく」特別決議を採択し、繁華街をパレードしました。
日本共産党の八田ひろ子前参院議員があいさつしました。