1月28日「しんぶん赤旗」
名古屋市緑区の「平子9条の会」は22日、同区内の集会所で学習会を開きました。日本共産党の堀一前県議が「憲法9条はみんなの願い」をテーマに講演。子連れの若い夫婦から76歳の戦争体験者まで26人が参加しました。
堀氏は、改憲のねらいや現状に触れ、「改憲を阻止するためには、今ががんばりどころ」と訴えました。
参加した戦争体験者からは、「目の前で火が上がり、燃え尽くされた。戦争だけは絶対イカン」(岡崎市内で戦争を体験)、「死んだ兵士を埋めたことをはじめ、語りたくない悲惨な体験をいっぱいした」(18歳でフィリピンに派遣された、元従軍看護婦)などの発言が相次ぎました。
新聞の告知欄や案内チラシを見て参加した人もいて、「のんびりしとったけど、もう戦争の瀬戸際まできとるということがとう分かった」「こういうことをしっかり知らんと、かわいいわが子を戦争から守れん、と痛感した」などの感想や、「9条の会のポスターを、家に張ってもいい」という人もいました。
この日、新たな8人が入会、11月の結成以来会員は48人になりました。会は引き続き会員をふやし、地域宣伝や署名にとりくむ方針です。