12月22日「しんぶん赤旗」
名古屋市熱田区で17日、「あつた九条の会」の発足集会が開かれ、113人が参加しました。
思想、信条の違いを超えて憲法九条の改悪に反対し、区内有権者の過半数以上に賛同を広げることを決めました。
田巻紘子弁護士が記念講演し、「改憲は日本を戦争できる国、戦争する国にするのがねらいです。真実を学び、語り合い、伝えていくことが大事」と語りました。
参加者がリレートーク。区内在勤の保育士の女性は、「先日職場で、22歳の男性保育士と憲法の話をする機会がありました。“今まで全然知りませんでした。これがあるために、僕もこんなにのんきに平和に暮らしていられるんですね。先輩たちももっと伝えていかなきゃだめですよ”と言われました。たくさんの人たちに声をかけて九条を守っていきましょう」と呼びかけました。
参加者全員で、地域に伝わる「熱田千年(ちとせ)おどり」を踊りました。
司会をつとめた小林民子さん(29)は、「日本の侵略戦争など歴史の真実を学びながら、若い世代に憲法の大切さを伝えていきたい」と話していました。