国土交通大臣 馬淵澄夫様
日本共産党愛知県委員会 岩中正巳
コミュニティバスは、住民の皆さんにとって、とりわけお年寄りや障がい、病気をもった方々、自動車の免許を持たない方々にとって、重要な移動手段です。また、公共交通機関の充実によるCO2排出量の抑制効果も期待でき、地球温暖化対策としても重要です。
愛知県内でも各自治体でコミュニティバスの運行は広がり、住民の皆さんに大変喜ばれると同時にさらなる充実の声が出されています。
愛知県内の自治体では、合併推進体制整備費補助金、まちづくり交付金、公共交通移動円滑化設備整備費補助金などを使ってバス車両を購入したり、自動車事故対策費補助金を使ってバス会社の赤字をうめるなど、使える補助金を探し、工夫しながら充実のために努力しています。
住民の皆さんの移動の自由を保障するためにも、自治体が使いやすい更なる国の支援を求めて、以下、要請いたします。
記
- コミュニティバス路線を充実させるために、各自治体が使いやすい国の財政支援を充実すること。
- バス運行費にあてられる安定的、継続的な各自治体への財政支援を行うこと。
- 各自治体が使いやすいバス車両購入費にたいする国の財政支援を行うこと。
- オンデマンド交通の導入、運営にかかわる国の継続的な財政支援を行うこと。
以上