愛知民報

【17.10.22】「比例は共産党」宣伝・対話に全力

 総選挙は最終盤。愛知県内の日本共産党組織と支援者らは、プラスターやメガホンによる街頭宣伝、電話を使った支持の訴えに全力を上げています。
 対話を広げたところでは有権者から「共産党は安倍政権と対決している」「市民と野党の共闘を追求しブレないのがいい」という共感が寄せられています。
 候補者の街頭演説に有権者から手振りや車のクラクションが次々とあります。


 津島市の伊藤恵子市議は、「共産党の宣伝を聞くため家から人が出てきます。ある夫婦は『共産党の話をはじめて聞きました。スジが通っていてよくわかった。共産党に入れます』と言ってきました」と街宣の反応を語っています。
 若者は、共産党を含む政権ができることに関心を示しています。新有権者の高校生はいいます。「共産党が政権とったらどうなるのか。共産党のホームページを見ました。〝自由〟がキーワードになっていてワクワクしました」。
 県内各地の共産党事務所では、電話を使って支持を呼びかけています。


 東郷町では「比例は共産党」の支持を伸ばしています。「安倍政権に対する批判の声が一番多い」と支部長の三宅暁良さん。有権者から政党の離合集散の中で「共産党はブレないので家族で共産党に入れます」という反応が返っています。三宅さんは「共産党が主要な選択肢の一つになっていると感じる。声をかければかけるほど伸びる。『比例は共産党』と声をかけきるためにがんばりたい」と話します。

 豊田市では「主人は大企業に勤めているので、いつも同じように投票してきた。今回は比例で入れる先がない」という女性に、党員が9条改憲、戦争反対などを訴えると、「比例は共産党」と支持を表明しました。
 15日付「中日」は、元民進の候補者が希望へ移った理由の説明に苦慮する様子を紹介しています。
 民進は消滅、維新は崩れ、希望は失速しています。政党名で投票する比例選挙で日本共産党を大きく伸ばす条件があります。