安保法制=戦争法廃止、航空自衛隊小牧基地の侵略的機能強化反対、県営名古屋空港の平和利用を求める小牧平和県民集会が8日小牧市内でおこなわれ、約350人が参加しました。
小牧基地にはC130輸送機、KC767空中給油輸送機が配備され、自衛隊の海外派兵の輸送拠点です。
小牧基地と滑走路を共用する県営名古屋空港に隣接する三菱重工小牧南工場では、空自のF35戦闘機の最終組み立てがおこなわれ、アジア・太平洋地域の米軍などのF35の整備拠点になっています。
今回の集会は、安倍首相が憲法9条に自衛隊を書き込むことを宣言し、無制限の海外での武力行使に道を開こうとする緊迫した情勢のもとでおこなわれました。
望月敦尾張中部労働組合総連合議長は「軍事一辺倒の〝積極的平和主義〟ではなく、憲法9条を次の世代につなげよう」と呼びかけました。
日本共産党の、すやま初美参院愛知選挙区予定候補があいさつ。安倍政権を退陣に追い込む決意を表明しました。同党の田上みつのり衆院愛知6区候補、しもおく奈歩県議、周辺市町の地方議員が参加しました。同党の本村伸子前衆院議員、立憲民主党の近藤昭一前衆院議員がメッセージを寄せました。
集会後、「自衛隊員の命を守れ」などとコールしながら小牧市内を行進しました。