日本平和委員会と青年実行委員会による平和交流合宿「ピースエッグ」が9月16―18日、愛知県岡崎市で開催され、北海道から沖縄まで全国約100人の青年が集まりました。
同事務局長の澤村暁世さんは、「ピースエッグは愛知県生まれ。コンセプトは、みんなで平和について学び・語り・一人ひとりの思いを出し合い自分と向き合う中で、『たまごからひよこ』へと成長すること」と述べました。
初日の全体会でパネラー3人は〝自分が望む未来〟について語りました。
ヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダーの林田光弘さん(24)は、「核兵器のない世界は非現実的ではない。黒人差別撤廃も偏見とのたたかいだった。核兵器のない未来は実現できる」と発言。沖縄県東村高江の伊佐歩美さん(28)は「私が年老いておばあになった未来に、次の世代が私たちの姿を見てたたかいに参加することを望みます」。エキタス東海の熊谷茂樹さん(40)は「みんなが萎縮することなく誰もが認められる社会にしたい」と語りました。
北海道から参加した女性(23)は「辺野古と高江の座り込みに参加し仲間がいることに励まされました。仲間を広げ成長したい」と話しました。