愛知県労働組合総連合(愛労連)は23日、一宮市内で、第56回定期大会を開きました。
大会が決めた運動方針の柱は、①改憲と戦争する国づくりを進める安倍政権の暴走を許さず、憲法が暮らしに生きる社会をめざす②8時間労働でまともに暮らせる賃金と人間らしく働くルールを確立し、社会保障を拡充する③全組織が組合員を増やし、7万人の強大な愛労連をつくることの3つ。
組織拡大の方針では「しゃべり場」などで非正規労働者の組織化に力を入れることを重視します。
あいさつに立った榑松佐一議長は、「『残業代ゼロ法案』の修正で安倍首相と会談した連合の神津里季生会長には内部からも民進党からも批判が噴出しています。愛労連は秋の臨時国会にかけられようとしている労働法制の大改悪を許さないたたかいに全力をあげます」と表明しました。
日本共産党から岩中正巳愛知県委員長があいさつしました。
大会は、議長に榑松佐一、事務局長に知崎広二の両氏(ともに再)を選出しました。