安倍政権への審判として注目された2日投開票の東京都議選で、日本共産党は現有17議席から19議席に躍進しました。愛知の共産党組織が応援に入った江東、江戸川、目黒、北多摩4区の各区は全勝しました。一方、自民党は59議席から23議席に後退し歴史的惨敗。首都決戦の結果は明白に、横暴きわまる安倍政権に〝ノー〟でした。日本共産党は、ただちに「国会解散・総選挙で国民の信を問え」と表明しました。
金山駅で報告
都議選の開票から一夜明けた3日朝、日本共産党愛知県委員会は名古屋市の金山総合駅で本村伸子衆院議員、すやま初美参院愛知選挙区予定候補が都議選結果を報告しました。
都議選支援で都内を駆け回った本村議員は共産党の躍進と自民党の敗北について「共謀罪法を強行し、森友・加計学園疑惑を隠す安倍政権に東京都民が審判を下した」と強調。解散・総選挙を求め、市民と野党の共闘の成功と日本共産党の前進、安倍政権打倒に全力をあげる決意を表明しました。
愛知からも支援
日本共産党は都議選勝利に向け、全国から支援を集中。愛知からもビラ配布、電話作戦などに取り組むボランティアが東京入りしました。
運動広がる
安倍政権の「ごう慢・強権」政治を批判する声は、愛知でも大きく広がっています。
特定秘密保護法、安保法制=戦争法、「共謀罪」法の強行に抗議するデモや宣伝が県内各地で続いています。
「森友・加計疑惑」の政治私物化、縁故主義といった安倍政権の体質を糾弾する行動もおこなわれています。
安倍政権に厳しく対決する日本共産党への期待が広がっています。同党は都議選投票日の1週間前が投票日の西尾市議選・南知多町議選で立候補者全員が当選し、議席を増やしました。選挙戦では無所属議員などの幅広い支援がありました。
愛知でもごう慢強権の安倍政権に怒り