6月23日告示、7月2日投票の東京都議選の最大の争点は、築地中央卸売市場(中央区)の豊洲新市場(江東区内)への移転問題。
全国最大の築地市場は、愛知県産品にとっても大きなマーケットになっています。今年3月の1カ月の実績を見ると、築地市場で取り扱われた愛知の水産物は7750㌧で約77億円、野菜は9663㌧で約40億円にのぼっています。
豊洲新市場の敷地は都市ガス製造工場の跡地。都の移転決定後も、深刻な土壌・地下水汚染や都の汚染対策の失敗が次々明らかになっています。同工場の元従業員は「有害物質のデパート。生鮮食品市場の移転はとんでもない」と語っています。
それでも自民・公明は豊洲移転を主張。一方、共産党は移転中止、築地市場の再整備・活用を提案。自民・公明と共産党との対決となっています。
愛知の日本共産党は、都議選の同党勝利のため、東京在住の知人への支持の拡大や宣伝活動、支援募金に取り組んでいます。