日本共産党愛知県委員会は6日、参院選・統一地方選の日本共産党躍進をめざす全県宣伝キャラバンをスタートさせました。第3次の今回は11月4日まで。
初日は江南、一宮両市に入りました。江南市のスーパー前で、比例候補の井上さとし参院国対委員長は、「沖縄県知事選での玉城デニー氏の勝利は、辺野古新基地建設に県民がノーの審判を下したもの。官邸総がかりの締め付けを『オール沖縄』の共同の力で打ち破った。市民と野党が本気の共闘をすれば安倍暴走政治を打ち破ることできる」と力を込めました。
すやま初美参院愛知選挙区候補は、臨時国会への改憲案の提出を狙う安倍政権を厳しく批判。「イラク戦争の時に航空自衛隊小牧基地から派遣されたC130輸送機が武装米兵を運んだ。市民は裁判を起こし、名古屋高裁が9条違反と断罪した。自衛隊海外派兵をすすめる安倍9条改憲を許さない参院議席を愛知から」と支持を呼びかけました。江南市議団も訴えました。
一宮市では、いたくら正文県議候補と一宮市議団が演説。いたくら氏は「愛知県は全国2位の財政力を持ちながら福祉・教育は最低水準、小中学校のエアコン設置率も全国平均以下です。豊かな財政を県民のくらし優先に切り替えよう」と強調しました。
◇
日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員を迎えた演説会が8日、名古屋市西区、北区でおこなわれました。西区では、わしの恵子愛知県議、青木ともこ名古屋市議、北区では岡田ゆき子県議候補(名古屋市議)が訴え、すやま初美参院愛知選挙区候補が両会場で演説しました。
山下氏は、沖縄県知事選、「森友・加計」問題、9条改憲、朝鮮半島情勢、日本共産党の理念などを縦横に語りました。「共産党は共同に力を入れてきました。参院選で相互推薦・相互支援の野党共闘にするためにも、統一地方選で共産党がドンと伸びることが必要」と述べました。