来年の参院選・統一地方選躍進をめざす愛知の共産党は各地で演説会を開催しています。盛況です。
15日、春日井市内で市田忠義副委員長を迎えて開いた演説会には、会場いっぱいの330人が集まりました。
市田氏は、「日本共産党」という党名は同党がめざす未来社会の姿をあらわしており、その社会の特徴は「人間の自由で全面的な発展」と強調しました。
同氏は、世界の富の80%がわずか1%の富裕層に独占されている資本主義の矛盾を指摘。未来社会では富はすべての人の発展に生かされ、労働時間は短縮し、拡大する自由時間の中で人間の全面的な発展がすすむと語りました。
市田氏は、来夏の参院選で自公とその補完勢力を少数に追い込めば、その先には野党連合政権も展望できる「やりがいある時代」と述べ、「選挙で共産党が前進するには強く大きな党組織が必要」と参加者に入党を呼びかけました。
「共産党は党名を変える必要がないことがよくわかった」と話す女性が会場で入党を申し込みました。
井上さとし参院議員(比例候補)と、すやま初美愛知選挙区候補は、「参院選で比例全国7議席獲得と愛知選挙区でこんどこそ議席を」と支援を求めました。
県議候補の内田けん春日井市議は「春日井から初の共産党県議を」と語り、伊藤けんじ、宮地ゆたか、原田ゆうじの3現職、新人の石田ひろのぶ氏は春日井市議選での勝利、山本りょうすけ豊山町議は再選をめざす決意を表明しました。