常滑沖の中部国際空港の旅客数は国内空港のなかで8位。「国際」の名が付く空港では最下位です。2016年度の国際線と国内線を合わせた旅客数は1094万人。開港した2005年度の1235万人に及んでいません。
国内線の旅客数は開港年度の702万人から573万人に落ち込んでいます。国際線は昨年度にようやく開港時の実績をわずかに上回りました。
出入りする外国人の67%は中国人、台湾人、韓国人。中国人が最多で外国人全体の42%を占めています。
大村愛知県政は、安倍政権の「観光立国」路線に連動して中部国際空港地域に大規模国際展示場建設など巨額の公共投資を集中させています。空港の実態を無視したハコモノ暴走に注意が必要です。