愛知の日本共産党は先月16日、小池晃同党書記局長を招いて大演説会を開催し、今月2日には同党の県後援会が活動交流会(写真)を開くなど、来年の参院選と統一地方選の勝利をめざす活動を本格化させています。
小池書記局長は、来年の参院選は安倍与党の自民・公明と翼賛勢力の維新の会を少数に追い込む選挙と位置づけました。
参議院の与党勢力と野党の議席差は40。全国32の1人区での野党統一候補の勝利、日本共産党の比例7議席獲得、愛知をふくむ大県の選挙区での議席倍増で与野党逆転は可能であり、つづく総選挙で野党連合政権実現への展望をひらこうと力をこめて訴えました。
県内の共産党は、3、4月の東海、愛西、北名古屋、清須の4市議選で全員当選を果たしました。
愛西市議選では、定数2減のもと、3人の現職が全員得票を伸ばして再選されました。同市議選の対話数は来年の参院比例選挙の得票目標の2・3倍、支持拡大数は同じく1・3倍に達し、参院選勝利の可能性を示しました。
県内の首長選挙でも好調です。4月の津島市長選で共産党推薦の杉山良介候補が得票率38%の大健闘。オール与党勢力の現市長を追い詰め、中学卒業までの子ども医療費無料化を言明させました。
5月の春日井市長選で共産党推薦の石田ひろのぶ候補が善戦。東郷町長選では、共産党が支援した新人の井俣憲治候補が自民・公明推薦候補を破って当選しました。
後援会活動交流会で講演した小松崎久仁夫党選対局次長は、参院比例全国850万票・愛知43万票、15%以上の比例目標を実現する自力づくりを強調。共産党員と「しんぶん赤旗」読者、後援会員の拡大を呼びかけました。
すやま初美さんを紹介する「愛知民報」号外「まるごと すやま初美」が完成しました。
同号外は、すやまさん自身が長時間労働の現場を体験し「働きすぎで人が死ぬ…。こんな社会を変えたい」と思った原点、その時に派遣労働者を切り捨てる大企業を追及する志位和夫委員長の国会質問にくぎ付けになったというエピソード、「3・11東日本大震災と原発事故が人生の転機。仕事を辞めて被災地を訪れた」と語る初心を紹介しています。
通常国会 井上さとし参院議員の活躍
参院国会対策委員長として安倍暴走政治追及の論戦を展開する井上さとし参院議員(比例代表予定候補)。今国会での活躍ぶりを紹介します。
★イラク日報の隠ぺいを追及
全容解明を求める(4月5日、10日、12日、17日外交防衛委員会)
★核兵器廃絶求める
外交官が非核三原則に反する発言を行ったことを批判(3月20日外交防衛委員会)、米トランプ政権の核戦略を「高く評価」する安倍政権を批判(3月26日予算委員会)
★TPP11反対
本会議質問でTPP11の整備法案と承認案に反対。日米FTA(自由貿易協定)にについて「米国のさらなる要求に道を開く協議は行うべきではない」と主張(6月1日本会議)