知多郡阿久比町で、安倍9条改憲NO!3000万人署名に取り組む「あぐいの会」は、全国3000万人にみあう町民4人に1人にあたる7000人分の署名目標をこのほど達成しました。
同会は2日、目標達成を喜び合う「やったあ!のつどい」で署名運動の経験を交流しました。
同会の目標の1割にあたる700人から署名を集めた男性(81)は、「どうしたら署名が集まるか」と考え、自分の思いを書いた手紙を在住の団地全戸に配布しました。
男性は手紙に、母と弟らが東京大空襲の中を逃げまどい九死に一生を得たことを明かし、「そうした経験から、戦争は駄目だと心底思うようになりました。戦後、新しい憲法ができて空が明るくなったのを覚えています」と綴っています。
こうした心を込めた訴えや各人のつながりを生かした行動が署名を集めてくれる人を広げていきました。
「会」のニュースを作成した藤井敬文さん(68)は「200人以上が署名を集める人になった。安倍改憲を阻止するまで、さらに署名を広げよう」と話しました。元大学教授の新美治一さん(80)は、「日本を守るためにがんばってる自衛隊だから」という人に対し「その自衛隊が日本を守るのでなくイラク戦争のように海外でアメリカといっしょに戦争する軍隊になる」と説明します。「それはいかん」と署名した人が多くいたと話しました。