日本共産党愛知県委員会は大型連休あけの5月16日夜、同党の志位和夫委員長を招いて名古屋市国際会議場センチュリーホールで演説会を開きます。開会中の通常国会で森友問題の公文書改ざんなど不正が次つぎ発覚する中で、同演説会への注目が集まっています。
志位委員長が来県する今回の演説会は、来年の参院選・統一地方選での「市民と野党の共闘」と日本共産党の躍進・勝利をめざす同党の中央幹部や国会議員の「第1次全国遊説」として開催されます。
参院選と統一地方選挙が同じ年に実施されるのは12年ぶり。日本の進路と政党の消長がかかる重大な政治戦です。
同演説会は、安倍政権打倒をめざす国民的なたたたいの発展の中でおこなわれます。
安倍内閣の支持率は〝危険水域〟といわれる水準に低下。「日テレ」の4月調査(13―15日)では、26・7%となり第2次安倍政権下で最低を更新。同調査で2月の44%、3月の30・3%から急落です。
国会では、「隠ぺい、改ざん、ねつ造」にたいして6野党が結束してたたかっています。愛知では、「市民連合」「つなぐ会」「市民アクション」など「新しい市民運動」が安倍内閣総辞職を求めるデモや街頭宣伝を各地でおこなっています。
日本共産党は、あらゆる分野で安倍暴走政治を包囲するたたかいの先頭に立ち、市民と野党の共闘を発展させ、その力で安倍政権を打倒し憲法を生かす新しい政治をつくろうと呼びかけています。
3、4月に実施された東海、愛西、北名古屋、清須の市議選で日本共産党候補は、安倍内閣の総辞職を求め、同政権に追随する「オール与党」市政に審判をくだすよう攻勢的な論戦を繰り広げ、全員当選を果たしました。
同演説会では、来年の参院選・統一地方選に向け、井上さとし参院議員(比例代表予定候補)、すやま初美愛知選挙区予定候補、統一地方選挙の予定候補が登壇します。県内の党組織は、演説会に向け党勢拡大の取り組みを強めています。