愛知民報

【18.04.22】医師・歯科医師がアピール いのち守るが使命

憲法9条改定に反対する取り組みについて記者会見する愛知県保険医協会の医師・歯科医師=12日、名古屋市中区

 愛知県保険医協会は12日、名古屋市内で記者会見し「命を守る医師・歯科医師として憲法9条改定に反対します」とのアピールを発表しました。
 同アピールは憲法9条に自衛隊を明記すれば集団的自衛権の発動と海外での武力行使が可能になるとし、安倍首相や自民党がめざす改憲に反対しています。
 同会は、「憲法を守り生かす署名」(3000万人署名)1万5294人分を集約したことを発表。小児科医の荻野高敏理事長は約2000人の署名を集めています。荻野氏は「診察室で患者の父母に署名の趣旨を話して協力してもらいました」と語りました。
 また、大江健三郎氏、加藤周一氏らが2004年に発表した憲法九条を守るアピールへの賛同者でつくる「あいち医師・歯科医師九条の会」の会員は1267人に広がっています。