東日本大震災直後に被災地の復旧・復興支援のボランティア活動に参加し、このほど被災地の宮城県亘理町を訪問した林信敏日本共産党元愛知県議から寄せられたリポートを紹介します。同氏は名取市のカーネーション農家も訪れています(本紙2016年4月10日付に記事掲載)。
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7年ぶりに仙台南部の亘理町を訪れました。この町は東北一のいちご産地。その農地の多くは海岸部でした。巨大津波に襲われ、栽培用のビニールハウスの損壊、がれきの侵入、塩害など壊滅的な被害を受けました。
日本共産党中央委員会の呼びかけに応えて愛知から支援ボランティアが同地に入り、被災者の生活と生業の復旧・復興作業に従事しました。
今回、訪問したのは、亘理町浜吉田地区のいちご団地です。面積34・7㌶に60棟の栽培ハウスがあり、生産農家に分譲されています。
授粉用のハチが舞うハウスで作業中の生産者から話を聞きました(以下。次号)