桃の花を持ちながら安倍９条改憲反対3000万人署名への協力を呼びかける人たち＝３日、名古屋市中区
愛知１区（名古屋市東・北・西<CODE NUM=00A5>中の各区）の「市民と野党をつなぐ会」は９条改憲に反対し安倍内閣の退陣を求める宣伝を桃の節句（ひなまつり）の３日、名古屋市中区でおこないました。参加者は桃の花を片手にマイクを握り、安倍９条改憲反対３０００万人署名への協力を呼びかけました。市民連合＠愛知の中澤和子さんは、「自分の住所と名前を出して政治への意思表明をする署名は民主主義の基本。署名を集め世論を高めて地元国会議員や安倍政権に圧力をかけよう」と訴えました。
日本共産党の大野ひろみつ名古屋北西地区委員長、社民党の平山良平県連副代表らが安倍９条改憲を阻止する決意を表明しました。愛知１区で野党共同候補としてたたかった立憲民主党の吉田つねひこ衆院議員が連帯のメッセージを寄せました。
小学４年と保育園年中の子どもを連れて署名に応じた名古屋市中区の女性（42）は「憲法９条を守ってほしい。署名の趣旨に大賛成です。自分の子どもたちが戦場に行くなんてとんでもない」と話していました。
ＳＴＯＰ改憲ママアクション＠あいち 憲法パンフ作成
安倍改憲に反対する子育てママグループ「ＳＴＯＰ改憲ママアクション＠あいち」がこのほど、パンフレット『この子の好きなこと わたしの好きなこと 大切にしたいから 憲法なんだ』をつくりました。
公務員の憲法擁護義務、北朝鮮のミサイル問題、９条への自衛隊明記、緊急事態条項について解説。「３０００万人署名」の用紙が付いています。ママアクションの渡辺優子さんは「保育園などからまとまった注文もあります。活用を」と話しています。問い合わせ＝愛知県平和委員会☎０５２（９３１）００７０
憲法パンフレットの活用を訴える「ＳＴＯＰ改憲ママアクション＠あいち」の渡辺優子さん