愛知民報

【18.02.25】迫る東海市議選 日本共産党 坂、近藤 両氏全力

 東海市議選(3月18日告示、25日投開票)の告示が3週間後に迫りました。日本共産党は、現職の坂ゆかり市議と、今期勇退の辻井タカ子市議に代わる新人の近藤みほこさんを擁立。現有2議席の確保に向け、宣伝・支持拡大に全力をあげています。
 市議選での日本共産党2議席の確保は、憲法9条を改悪して「戦争する国づくり」を進めようとしている安倍政権への痛打になりす。坂、近藤両氏は憲法改悪反対3000万人署名の先頭に立っています。
 市政問題では、「リニア・インパクト」をあてにした大型開発中心の市政か、それともくらし・福祉第一の市政の実現かが焦点。現東海市政は、外国人観光客を呼び込むとして、大型ホテルを誘致。その新設・増設の場合、固定資産税・都市計画税・下水道料金に相当する数億円規模の助成を計画しています。
 一方で、市内に2カ所ある学校給食センターの老朽化が問題になっています。坂、近藤両氏は、雨漏りがする調理場の一刻も早い改修を主張。食育と市民交流の場として活用できる改築計画の具体化を提案しています。
 東海市には新日鉄住金名古屋製鉄所が立地しています。日本共産党市議団は同工場で火災や黒煙事故が起きるたびに原因究明と対策を要望しています。住環境を脅かす降下ばいじんの対策をおこなうよう議会で繰り返し追及しています。

日本共産党の参院選勝利めざす全県宣伝キャラバンで訴える(左から)坂ゆかり東海市議、すやま初美参院愛知選挙区予定候補、近藤みほこ東海市議予定候補=9日、東海市