愛知民報

【17.12.24】国会議員あいさつ 井上さとし参院議員 (比例代表) 党参院国会対策委員長 放射能被害生むな

 新年おめでとうございます。
 被爆2世として、核兵器のない世界と人の命を大切にする政治の実現をいつも胸に刻んできました。昨年は国連本部での核兵器禁止条約の採択の歴史的瞬間に立ち会いました。ICANへのノーベル平和賞授賞式で被爆者のサーロー節子さんがおこなった「私たちにとってこの条約は光です」という演説に魂が揺さぶられる思いでした。
 広島高裁で伊方原発3号機の稼働差し止めの仮処分決定が出されたことも画期的でした。核兵器であれ原発であれ、放射能の被害を二度と生んではなりません。ゼロしかありません。
 被爆者の訴えと世界の市民の運動が国際政治を動かしたように、市民が声を上げ、それと結んで野党が共同したら日本の政治も変えられる―これを確信に新しい共同を広げましょう。
 今年はいぬ年。私は年男で、3度目の成人式を迎えます。来年の統一地方選での躍進・勝利、参院選でのすやま初美さんの勝利と自らの比例4選をめざし、願いあるところ駆けまわり、9条改憲許さず平和に生かせと大いに吠え、介助犬のように国民の命に寄り添ってがんばりぬきます。