「9条に自衛隊を書き込む安倍改憲は日本を戦争する国にします。9条守る全国統一3000万署名にご協力を」―日本共産党愛知県委員会は3日、署名の推進と2019年夏の参院選での同党の躍進・勝利をめざす第1次全県宣伝キャラバンをスタートさせました。すやま初美参院愛知選挙区予定候補が名古屋市中区の繁華街でマイクを握りました。
安倍首相がもくろむ憲法9条への自衛隊明記は、戦力不保持・交戦権否認を定めている9条2項を空文化・死文化し、自衛隊の海外での武力行使を無制限にするもの。
自民党は、来年の通常国会にも改憲の国会発議をねらっています。
日本共産党は2、3の両日の第3回中央委員会総会で、9条改憲阻止を「日本の命運を左右する歴史的闘争」と位置づけ、「空前の国民的大運動」を呼びかけました。
同党の愛知県委員会は3日、全県一斉署名行動をおこない、約80の党支部が参加し約2000人の署名を集めました。
同日、名古屋市内では、緑区の市営住宅での訪問活動で約100人の署名が集まり、港区の名古屋港水族館前では40分余に38人が署名しました。
県内各地で、署名集めの取り組みが急速に広がっています。10月の総選挙に立候補した西尾市の宮地勲さんは「地元地区で訪問活動し約100人の署名を集めました。多くの人が応じてくれます」と語っています。