1日に静岡県焼津市でおこなわれた反核平和集会「3・1ビキニデー集会」に愛知から参加した日本共産党愛知県委員会青年学生部の谷本麗之(れいじ)さんの手記を紹介します。
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水爆実験で第五福竜丸など多数の漁船が被爆してから63年目にあたる1日午前、私は被災で亡くなった久保山愛吉さんのお墓にお参りするデモ行進に参加。悲劇を繰り返さない決意を固めました。
午後のビキニデー集会では、「3月に続き、6月にも核兵器禁止条約交渉会議が開かれます。被爆国の国民として心を一つにして世界に核兵器廃絶をアピールしよう」という報告がされ、平和行進、原水爆禁止世界大会の成功が呼びかけられました。
ビキニデーに先立っておこなわれた自衛隊東富士演習場調査と日本原水協全国集会・分科会にも参加しました。東富士演習場では射撃訓練がおこなわれていました。県道を車で走りながら視察しましたが、道路わきから銃を持った自衛官が出てきた時はびっくりしました。空には大砲の発砲音が響いていました。?戦争の音?を想像しました。
日本原水協全国集会と分科会では、核兵器廃絶を求めるヒバクシャ国際署名を広げようと提起され、大いに共感しました。
集会後、参加者と誘い合って静岡市内の繁華街で宣伝に取り組みました。街頭では「一国で核兵器をなくすのは反対だが、世界でなくすのは賛成」「日本の対応はひどい」という声が寄せられました。
ビキニデーで学んだことを愛知の若者に大いに広めたい。