名古屋革新市政の会は、21日開いた臨時世話人総会で、4月9日告示、23日投票の名古屋市長選挙で、弁護士で前副市長の岩城正光(いわき・まさてる)氏(62)を「自主的に支援」することを決めました。8年間の河村市政に終止符を打ち、市政を刷新するという大義で、岩城氏の立場と会の立場が一致したことによるものです。
岩城氏は昨年暮れに無所属で立候補を表明。革新市政の会と同会に参加する団体・地域組織は岩城氏と意見交換をおこなってきました。
革新市政の会の西村秀一政策委員長は「金持ち優遇の一律5%減税からの脱却、貧困・格差の是正を打ち出している岩城氏と革新市政の会との間で一致する政策が多くある」とする一方、「一致しない政策については、私たちの意見は引き下げずに運動を強める」と強調しました。
討論では、「岩城氏に国保・介護のアンケート結果を渡した。運動で共通の認識にする」(年金者組合)などの発言がありました。
伊藤慎次事務局長は河村市政の実態を市民に伝え共感を広げることや、共同の輪を広げることを強調しました。
臨時総会では、岩城氏との意見交換をおこなってきた団体・地域組織でつくる実行委員会が3月7日に岩城氏を招いておこなう市民大集会への参加が呼びかけられました。