愛知民報

【17.02.26】稲田防衛相やめよ 南スーダン派兵中止求め宣伝

 
 南スーダンで発生した「戦闘」を「衝突」と言い換え、憲法9条をふみにじる稲田朋美防衛相の辞任と南スーダンPKOからの自衛隊撤退を求める宣伝が16日夜、名古屋市の金山総合駅前でおこなわれました。
 安保法制=戦争法廃止を主張する全国福祉保育労働組合東海地方本部の組合員有志でつくる「レッツ・ドゥ・トゥギャザー実行委員会」が主催。約40人が集まり、「稲田はやめろ」「自衛隊員を日本に戻せ」とコールしました。
 マイクを持った大学3年生は、「日中戦争の歴史を学んでいる。戦時中は?撤退?を?転進?と言い換えた。言葉遊びばかりやっている今の政府答弁は当時とそっくり。欺瞞(ぎまん)にみちた政治を変えよう」と訴えました。
 行動を呼びかけた保育士の八萬史織さん(27)は、「戦争と福祉は対極の仕事。子どもたちの命を預かる身として、戦争につながる動きに声をあげ続ける。多くの組合員に声をかけたい」と話しました。