愛知民報

【16.12.04】野党統一候補の経験語る 参院香川選挙区 田辺健一さん

 
 7月の参院選香川選挙区(定数1)で野党統一候補を務めた田辺健一さんを招いた講演会が11月19日、名古屋市千種区でおこなわれました。名古屋東部革新の会の主催。
 主催者あいさつした伊藤勤也代表世話人(弁護士)は「戦争への道を突き進む安倍政権の暴走政治を黙って見過ごすことはできない」と述べ、政権打倒を呼びかけました。
 田辺氏は、「夢にも見なかった激動の候補者活動だった」と、昨年夏の安保法制=戦争法反対の運動から継続・発展してきた市民と野党の共闘の経験を振り返りました。
 同氏は「私は共産党公認の野党統一候補だったが、他党とも気持ちよい共闘ができた。市民と野党が一丸となって安倍政権に対抗していることをアピールした。野党4党の共通政策を語り広げ、『こういう日本をつくる』という展望を有権者に届ける努力をした」と語りました。
 民進党との関係では、日本共産党の香川県委員会と民進党香川県連が交わした「基本的事項の確認書」を紹介。「日本共産党綱領の趣旨の確認が先入観や誤解を取り除く大きな力になった。民進党支持者が『お守りだ』と言って確認書持参で選挙事務所に詰めてくれた」と語りました。