愛知民報

【16.10.02】『群青』を中学生合唱 福島原発事故5周年

 福島原発事故を契機につくられた市民団体「子どもたちに安心な未来を手渡す会」は9月22日名古屋市内で、福島原発事故から5周年のつどいをおこないました。
 福島原発から20キロ圏内の視察案内人をしている大貫昭子さん(福島県南相馬市在住)が講演。廃虚となっている街や学校の写真を示して、国と東京電力からの被害者への賠償を打ち切り、被災地への帰還を迫る政府の残酷さを告発。「原発事故を『終わったもの』としてはいけない」と強調しました。
 震災の苦しみをテーマに南相馬市の中学生が作詞、音楽教諭が作曲した合唱曲『群青』が、名古屋市北区の中学生や市民の手で演奏されました。脱原発アイドルグループ「制服向上委員会」のライブもありました。