岡崎市議選(10月9日告示、16日投票)の告示が1カ月後に迫っています。日本共産党は、きまた昭子(現)、鈴木まさ子(現)、新免はるか(新)の3候補を立て、現有2議席から3議席への前進をめざしています。8月30日におこなわれた立候補予定者説明会には定数37にたいし57陣営が出席。多数激戦の様相です。
暴走「ノー」
市議選の焦点は、7月の参院選で安保法制=戦争法廃止、安倍政権打倒をめざす野党共闘を推進した日本共産党が前進するかどうかです。
県内主要都市の岡崎市で日本共産党が議席増を勝ちとることは、野党共闘を次期総選挙に向けて発展させるはずみになります。
市議選は26日開会予定の臨時国会の最中にたたかわれる政治戦です。
安倍首相は、任期中の改憲を掲げ、戦争法の発動とともに「海外で戦争する国」づくりを進めようとしています。市議選で、戦争法廃止、現行憲法擁護を掲げる日本共産党が議席を伸ばすことは、改憲策動に「ノー」の審判を下すことになります。
市民要求に応える
岡崎市の内田康宏市長は、事業費100億円の「乙川(おとがわ)リバーフロント開発計画」を推進しようとしています。市民から「ムダづかい」の批判が起きています。
市民向けの福祉施策は西三河各市の中で遅れています。特別養護老人ホーム待機者は豊田市の1・5倍です。少人数学級も国・県並みで、他市に比べ遅れています。
同党市議団がおこなった市民アンケートには、「介護保険料が高い」「保育園に落ちた」「特別養護老人ホームを増やしてほしい」という切実な声が寄せられています。側溝の清掃、公園の遊具の点検、歩道やカーブミラー、防犯灯の整備など地域の要求が日本共産党市議団に続々と寄せられています。
日本共産党の3候補が当選することは、くらし・福祉優先の流れを強め、市民要求を実現する確かな力になります。
「がんばれ」の声
日本共産党3候補の街頭演説に通りがかりの人がガッツポーズをするなど激励が寄せられています。
本村伸子衆院議員、井上さとし参院議員ら同党国会議員が次々と応援に駆けつけています。