貧困当事者へのバッシング(度を越した非難)を許さないと、8月28日夜、名古屋駅前で緊急の宣伝がおこなわれました(写真)。
主催したのは東海地方で最低賃金を時給1500円に引き上げるよう求めて活動している若者グループAEQUITAS(エキタス=ラテン語で正義、公正)東海。
今回の宣伝は、子どもの貧困を取り上げたNHK番組に出演した高校生へのインターネットや片山さつき自民党参院議員によるバッシングに抗議するために呼びかけられたもの。宣伝では、貧困当事者や支援者が「金がないから夢をあきらめなければならない苦しみを理解できますか」などと次々とスピーチしました。
森原康仁三重大学准教授(経済学)は「誰でも事故や病気などの原因で貧困当事者になりうる。『普通の生活がしたい』という若者たちを叩く行為は人種や国籍による差別と同根」と訴えました。
日本共産党の本村伸子衆院議員と社民党の山としひろ県連代表(江南市議)がマイクを握り宣伝行動を激励しました。民進党の山尾しおり衆院議員がメッセージを寄せました。