愛知民報

【16.08.07】沖縄・高江ヘリパッド工事強行に抗議 「オスプレイパッドだ」

 
 沖縄本島北部・東村高江への米海兵隊ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に抗議する集会とデモが7月31日名古屋市内でおこなわれ、200人を越す市民が参加しました。沖縄への米軍基地押し付けに反対し、愛知県内で連帯している市民らが共催しました。

 高江のヘリパッド建設は1996年のSACO(沖縄に関する日米共同委員会)合意に、米軍北部訓練場の過半を返還する条件として盛り込まれたもの。

 7月10日の参院選沖縄選挙区で「辺野古新基地ノー」「オスプレイ反対」を掲げた伊波洋一氏が自民党の現職大臣を破って当選しました。日本政府は翌11日から、高江にヘリパッド建設工事の資材を搬入。これに抗議する地元住民らを機動隊を投入して強制排除しています。

 集会で講演した高里鈴代「島ぐるみ会議」共同代表は「高江のヘリパッドはオスプレイの訓練用です。ヘリパッドというより?オスプレイパッド?というべき」と指摘。非暴力で抵抗する住民を暴力的に排除する安倍政権の暴政を批判しました。