愛知民報

【16.07.24】岡崎市議選10月9日告示 16日投票 3議席へ全力挑戦

 今回の参議院選挙で得票と議席を伸ばした日本共産党が10月9日告示・16日投票の岡崎市議選に現職2人に加え新人の擁立を予定。現有2議席から3議席への躍進に挑戦します。

多数激戦

 岡崎市議選の定数は37。現在のところ現職新人あわせて50数名の立候補が取り沙汰されています。多数激戦の様相です。
 日本共産党は、きまた昭子(現)、鈴木まさ子(現)、新免はるか(新)の3氏が、街宣活動や政策ビラの配布をすすめています。

様変わり

 市議選をめぐる政党状況は、前回とは“様変わり”しています。
 前回市議選後の2013年参院選から日本共産党の新たな躍進がはじまりました。岡崎市での比例票が1万の大台に乗り、以後得票増が続いています。
 前回の市議選で注目された「第3極」勢力は事実上消滅しました。大村知事の地域政党「日本一愛知の会」は姿を消しました。
 「維新の会」は、民主党に合流し、民進党に変身しています。
 「オール与党」市政に対決する日本共産党市議団の値打ちが光る状況になっています。

若い世代

 今回、18歳選挙権の初の市議選です。日本共産党は、32歳の新免はるかさんを立て、「若者の声を市政へ。希望ある未来をひらこう」と呼びかけています。

市政の?逆立ち?ただす

 自民党県議だった内田市長のもとで、大型事業優先、市民要求置き去りの「逆立ち市政」が続いています。
 岡崎市の特別養護老人ホームの待機者は1152人。豊田市の1・5倍の多さです。
 岡崎市の少人数学級は、国・県基準の小学1、2年、中学1年のみ。小学では知立市は1~6年、中学では豊田市が1~3年まで少人数学級を実施しています。
 岡崎の内田市政はその一方で、「乙川リバーフロント事業」に100億円を投じようとしています。
 日本共産党は、大型事業優先の「逆立ち市政」をただし、暮らし・福祉優先の市政実現を提案しています。

改憲ノーの審判を

 参院選の結果、改憲勢力が改憲発議に必要な3分の2を超えました。安倍首相は9条改憲をねらっています。
 日本共産党は、岡崎市議選で、「日本共産党を躍進させ、改憲ノー、9条守れの意思を示そう」と支持を呼びかけています。
 今月30日午前には、きまた、鈴木、新免各氏の事務所びらきをおこないます。これには、もとむら伸子衆院議員が出席します。