自民党、公明党を選挙で落選させ、少数派にしようとする運動がおきています。安倍暴走を止めよう落選運動実行委員会は、「ダメ、ダメ―こんな議員・政党」という見出しのパンフレットを配布しています。
パンフレットは「投票しない!」として、参院愛知選挙区に立候補予定の自民党現職・藤川政人氏、公明党新人・里見りゅうじ氏をあげています。自公両党が海外で殺し殺される国になる安保法制(戦争法)の強行や、「ウソつかない。TPP断固反対」(自民党)、「100年安心の年金」(公明党)の公約違反を紹介しています。 「落選運動は選挙期間中でも自由にできます」と運動への参加を呼びかけています。
自民、公明両党は、まともに政策を語れない状況です。
5月30日、大府市にある至学館大学でおこなわれた参議院選挙各党討論会で、自民党の藤川政人氏と公明党の里見りゅうじ氏は欠席しました。
同討論会は、18歳選挙権がはじまる中で、学生に対する主権者教育として同大学の伊達コミュニケーション研究所が主催、日本青年会議所愛知ブロック協議会が共催しました。石田芳弘同研究所長は「参議院選挙で愛知選挙区に立候補する全党派から出席する予定だったが、両者から欠席という連絡があり、大変残念」と話しました。
日本共産党の、すやま初美さん、民進党、社民党、減税日本の参院愛知選挙区予定候補が出席。自らの政策を語った後、学生の質問に答えました。
学生からの質問は「奨学金を借りています。深夜までバイトをしなければなりません。せめて無利子にすべきではないでしょうか」、「愛知は戦前から軍需産業が盛んです。安保法制ができて戦争が近づいているような気がします。徴兵制も心配です」など真剣なもの。
各党候補が質問に回答。学生の願いに正面から応えていたのは、すやまさんでした。