革新・愛知の会(平和・民主・革新をめざす愛知の会)は14日、安倍政治ストップをめざすシンポジウムを行いました。同会は「新しく生まれた市民運動を学びたい」「参院選で安倍政治をストップするため、みんなで知恵を出し合いたい」として同シンポを企画。4人のパネラーが発言しました。
リスペクト 新美加寿奈さん(安保法制に反対するママの会@愛知)
安保法制は強行採決されたけど、ママはめげることなく、逆に燃え上がって動きはじめています。
名古屋市繁華街で2回パレードしました。ママと子どもたちが楽しく歩けるように、子どもの好きな曲をかけ、子どものペースでパレード。「反対」の言葉ではなく雰囲気で「やっぱり平和っていいよね」と伝えたい。
いまママたちは?選挙で勝つ?ために動いています。
私は、多様性を認めあいたい。安倍政権を許せないと思っている人はみんなリスペクト(尊敬)する相手です。一緒に動いていきたい。
私たちは長く運動に携わってきた先輩方とも大いに協力して、あったかい日本をつくりたい。
気軽に街頭へ 藤原はづきさん(原発ゼロナゴヤアクション)
東日本大震災以後、とにかく原発を止めないといけないと、必死で5年間やってきました。
多くの人は怒りを表現することに慣れていないけど、気軽に街頭に出ようといいたい。
こんなにも政治が動くダイナミズムを体感していることが、信じられないくらいです。 参院選では、それぞれの違いをこえてつながって、一緒にがんばりたい。
しなやかに抵抗 二村優子さん(命どぅ宝あいち)
ネットで沖縄・辺野古新基地反対の座り込みの人がごぼう抜きされる動画を見たのが沖縄に連帯する運動に参加したきっかけです。
抗議する人たちを見過ごす人間になるのはイヤです。沖縄の運動は、歌ったり踊ったりしながら、しなやかに抵抗しています。「なんでも反対」でなく、肯定する力が根底にあると感じます。
参院選では、市民の力、存在を見せつける必要があります。安倍さんを止めなければ社会は変わりません。選挙で形を出さなければいけないと思います。
タブー変える Yさん (高校生、T―ns SOUL)
ティーンズ・ソウルは、高校生が安保法制に反対するために立ち上げました。僕は、国会前の抗議行動に参加し、現地の熱い雰囲気を愛知に持ち帰り、同じ高校生に伝えることを大切にしています。
学校では政治の話をすることはほとんどタブーです。高校生が思ったことを発信できる社会に変えたい。
戦争は絶対悪だと伝えたい。高校生は未熟です。サポートしてください。僕はその期待に応えたい。応えなくちゃいままで平和を守ってきた人たちに失礼だと考えています。