憲法違反の戦争法を強行した安倍自公政権に退陣を迫る国民的運動が大きく広がるなか、国民の暮らしと平和を守ることを求める第87回メーデーが県内7カ所でおこなわれ、あわせて5000人が参加しました。
名古屋市中区の白川公園で行われた県中央メーデーで、榑松佐一実行委員長(愛知県労働組合総連合議長)は「トヨタなど輸出大企業が最高益を更新する一方、中小企業は下請単価引き下げで苦しんでいます。非正規労働者の収入は愛労連が調べた年額270万円の最低生計費に届かない。格差と貧困を広げる?アベ政治?に『ノー』を突きつけよう」と呼びかけました。
県弁護士会憲法問題委員長の花井増實弁護士が来賓あいさつ。「安保法制廃止の運動を継続する」と表明しました。
日本共産党の岩中正巳県委員長、本村伸子衆院議員、すやま初美参院愛知選挙区候補が登壇。岩中氏は安倍政権打倒の野党合意の意義を強調。「参院選で安倍自公政権に厳しい審判を」と訴えました。社民党、新社会党の代表があいさつ。生活の党のメッセージが紹介されました。
集会後、「憲法違反の戦争法を廃止しよう」「大幅賃上げを実現しよう」などとアピールしながらデモ行進しました。