碧南市議選
扶桑町議選
?自共対決?の激戦
碧南市議選、扶桑町議選とも、参院選や衆院選と一体の「自共対決」の激しい選挙戦になりました。
日本共産党は、戦争法反対やアベノミクス批判の多数世論を受け、「安倍政権退場、戦争法廃止、憲法を生かす政治を」と訴えました。碧南市では2千数百人分の戦争法廃止署名が集まりました。
一方、自民党は動揺する支持基盤の締めつけに躍起。同党の碧南支部は市議会(定数22)の過半数となる13人の同党系無所属候補を推薦。扶桑町のある丹羽郡支部総会に麻生太郎副総理が異例の出席。町議選と参院選に向け檄を飛ばしました。
しかし、碧南市議選の公報で「自民推薦」を明示した無所属候補はありませんでした。
両選挙で反共デマ攻撃の先兵をつとめたのが公明党です。同党候補への全国からの支援集中をはかりましたが、両選挙に立候補した3人の現職全員が前回より得票を減らしました。
「エアコン」コール
日本共産党がおこなった住民アンケートで、多数が「暮らし向きが苦しくなった」と答えています。アベノミクスの破たんは住民の生活実感です。
日本共産党候補は、安倍政権の悪政から住民を守る?防波堤?になると強調。暮らし応援の市政・町政の実現をかかげました。
碧南市では、現市長の福祉縮小・市民負担増政治を批判。財源を示して福祉充実・市民負担軽減の政策を訴え共感を呼びました。
扶桑町では、児童館建設、巡回バス新設、小中学校教室のエアコン設置など具体的な政策をかかげました。
日本共産党候補の街頭演説に、児童・生徒から「エアコン、エアコン」とコールが起きました。
熊本震災救援
選挙の告示直前に、熊本などの九州地方地震が発生。日本共産党
候補は街頭で、被災者救援活動を呼びかけました。
碧南市は1944、45年の東南海地震と三河地震、扶桑町は1891年の濃尾地震で大きな被害を受けた経験があります。
日本共産党候補は、防災・減災対策の強化、安全・安心を強調。共感が広がりました。
迫る参院選 躍進へ弾み
日本共産党の、すやま初美愛知選挙区候補(写真右)は、碧南市と扶桑町に入りました。
「共産党の議員は地方議会でも国会でも政治を動かす確かな力です。暴走政治ストップ、暮らし・福祉の願いはこぞって共産党へ」と気迫の演説をおこないました。
参院選の前哨戦として激戦となった2つの選挙での共産党の全員当選は参院選躍進への弾みになります。