愛知民報

【16.04.24】目、耳、口ふさぐ 秘密保全法に反対する愛知の会4周年

 秘密保全法に反対する愛知の会は10日、4周年の総会を開き、200人が参加しました。同会は、2012年に結成され、国民の目、耳、口をふさぐ特定秘密保護法の危険性を告発してきました。
 同法は、安倍政権の「海外で戦争する国づくり」と一体の治安立法です。特定秘密に指定された軍事、外交、警察などの情報を漏らしたり、取得しようとする人は、最高10年の懲役刑が科せられます。特定秘密を扱う公務員の身辺調査が行われています。
 同会共同代表の中谷雄二弁護士は安倍政権による盗聴法改悪の動きにふれ、「重大な人権侵害につながる」と警告しました。
 総会では、森英樹名古屋大学名誉教授が「憲法から考える安全と安心」と題して講演しました。