独裁政治と戦争国家への暴走か、立憲・民主・平和の新しい政治への転換かの対決となる7月の参院選。比例でも愛知選挙区でも、「独裁と戦争へ暴走する自民・公明とその候補に『ノー』を」の声が大きくなっています。
戦争法廃止2000万署名 ラストスパート 憲法共同センターが交流会
憲法改悪反対愛知県共同センターは7日、名古屋市内で、戦争法廃止2000万署名推進学習交流会を開きました。
愛知県高等学校教職員組合の役員は「『教え子をふたたび戦場に送るな』を合言葉に支部・分会で学習会を積み重ねました。すると一気に集まり始め、6600人分を超えました」と語りました。
新日本婦人の会港支部の役員は「朝6時半に荒子川公園に集合して、ラジオ体操に来た人に訴えています。125人分集まりました」と経験を語りました。
名古屋港で働く労働者は「兵たん活動に協力させられるのはとんでもない。官民の労組が『港総がかり実行委員会』に結集して駅頭宣伝に取り組んでいる」と述べました。
「安保関連法廃止戦争させない瑞穂区の会」の代表は「超党派の運動に広がり、草の根の野党共闘を実感しています」と語りました。
日本共産党の、すやま初美参院愛知選挙区予定候補は同党愛知県委員会が集約した署名は21万を超えており、取り組みに勢いが増していることを報告。「街頭で次々と広がっています。もう一回り、集めてくれる担い手を増やしましょう」と呼びかけました。
あま市の民進党市議が発言に立ち「2000万署名を130人分集めました。安保法制反対の一点で、共産党や保守系市議とも一緒に駅前宣伝にも取り組みました。野党連合で足並みをそろえる立場です」と述べました。
交流会に先立ち、川田忠明日本平和委員会常任理事が講演。「2000万署名が新しい政府への展望を開くこと、明文改憲と戦争する国を許さない平和の多数派づくりに大きく貢献している」と述べ、戦争法推進の安倍自公政権打倒を訴えました。
署名の集約は25日。ラストスパートです。
「9条守れ」声高く
戦争放棄を定めた憲法9条を守り生かそうと?9の日宣伝?が県内各地でおこなわれています。
名古屋市昭和区の川名公園では、「集団的自衛権行使に反対する昭和区の会」が集会とデモをおこない、150人が参加しました。
集会で、1200人を越す戦争法廃止2000万署名を集めた石黒久義さんは「日本は戦争か平和かの岐路にある。署名の力で戦争法を廃止したい」と訴え。来月18歳になるという高校生は「初投票の参院選で政治を変えたい」と話しました。
日本共産党の柴田民雄名古屋市議、民進党の近藤昭一衆院議員があいさつしました。デモ行進後、参加者は御器所交差点で署名行動をおこないました。
名古屋市中区では、「安保法制に反対する中区の会」がデモ。土曜日の夕方でにぎわう繁華街を「戦争法廃止」「若者を戦場に送らない」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げながら行進し、通行人の注目を集めました。
日本共産党の西山あさみ名古屋市議が参加しました。
違憲戦争法 賛成議員・予定候補
昨年の通常国会で戦争法案に賛成した衆院議員(愛知県内小選挙区、比例東海)と参院議員(愛知選挙区、愛知県内に事務所を持つ比例区選出議員)は次の通り。
7月の参院選の与党側の立候補予定者は自民党現職の藤川政人、公明党新人の里見隆治氏の両氏です。
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【自民党】〈参院愛知選挙区〉藤川政人、酒井庸行〈衆院1区〉熊田裕通〈4区〉工藤彰三〈6区〉丹羽秀樹〈8区〉伊藤忠彦〈9区〉長坂康正〈10区〉江崎鉄磨〈14区〉今枝宗一郎〈15区〉根本幸典〈衆院比例東海〉神田憲次、勝俣孝明、八木哲也、青山周平、大見正、鈴木淳司、島田佳和、池田佳隆
【公明党】〈参院比例区〉荒木清寛、魚住裕一郎、新妻秀規〈衆院比例東海〉大口善徳、伊藤渉、中川康洋