各党が参院選の前哨戦に位置づける碧南市議選(定数22)は大激戦のなか、17日告示、24日投票が迫っています。
日本共産党の山口はるみ(現)、岡本守正(現)、勇退する下島良一市議の後継となる磯貝明彦(新)の3候補は、現有3議席の確保と得票目標達成をめざし連日奮闘しています。同党の、すやま初美参院愛知選挙区予定候補は5日同市内で宣伝に取り組みました。17日の出発式には本村伸子衆院議員、22日には、たけだ良介参院比例予定候補が応援に入ります。
市議選は、戦争法への態度が大きな争点。日本共産党は同法廃止をめざし、「戦争法廃止2000万署名」を集める先頭に立っています。同市で集まった署名は2000人分を超えました。市議選で日本共産党が現有3議席を守りぬくことは、戦争法を強行する自公両党へのきびしい審判になります。
市政問題では、財政力があるのに2億円の市民負担増を押し付ける禰宜田(ねぎた)政信市長に正面からモノが言える議員を議会に送ることが焦点です。禰宜田市長は保育料や学校給食費の値上げ、出産祝い金廃止を強行しました。日本共産党以外の?オール与党?が市民犠牲の市政を支えています。
日本共産党の3議席はくらし・福祉を守る市民要求実現の確かな力です。これまで、ゼロ歳児の長時間保育や中学卒業までの子ども医療費無料化などの実績を上げてきました。同党の3候補は、学校給食無料化など、くらし・福祉応援の政策を掲げています。
自民党は13人の保守系無所属議員を推薦し市議会の単独過半数をねらっています。選挙線は激しい政党間の争いの様相です。