「稼げるまちづくり」を看板に名古屋城天守閣の木造復元などの大型開発事業に熱中する河村たかし名古屋市長の2016年度予算案が自民、民主、公明、減税日本などの賛成で可決されました。
共産党市議団は、大型開発を推進する一方で、教育・福祉の民間委託・民営化をすすめ、社会保障改悪など安倍政権の悪政を市民に押し付けるとして予算案に反対しました。
名古屋城天守閣の木造復元をめぐる議会審議の中で、市長と当局側の説明が食い違い、事業見通しのあいまいさが目立ちました。
同市議団は、ムダな大型事業予算の削減、市民の教育負担軽減、国保・介護保険料引き下げなど家計応援型への予算の組み替えを提案しています。