4月17日告示、24日投票の碧南市議選(定数22)は参院選を控え、かつてない激戦の様相です。
日本共産党から山口はるみ、岡本守正両市議と、今期で勇退する下島良一市議の後を継ぐ磯貝明彦さんの3氏が立候補を予定。同党の現有3議席を確保する構えです。
6日おこなわれた選挙用事務所の開設式には、すやま初美参院愛知選挙区予定候補が駆けつけ、市議選と参院選での支援を訴えました。
市議選は、激しい自共対決の様相。参院選で安倍自公政権と補完勢力を少数に追い込むうえで、きわめて重要なたたかいです。憲法違反の戦争法(安保法)推進の自民党は、市議会の自民系会派を単独多数にする構えで、地域の締め付けを強めています。公明党は2人を擁立する予定。
碧南市の禰宜田(ねぎた)政信市長は法人税収減少を理由に、保育料や学校給食費を引き上げ、出産祝い金や87歳の敬老金の廃止など、2億円にのぼる市民向けの施策を削減。税収が回復しても市民負担増を続けています。日本共産党以外の「オール与党」が支えています。
同党の3候補は「県内6位の財政力を生かして、市民のくらし・福祉、防災を充実させよう」と訴えています。