19日、日本共産党、民主党、維新の党、社民党、生活の党の5野党が、安保法制(=戦争法)廃止、国政選挙協力など4項目で合意したことを歓迎する声があがっています。
勝利へ総決起
5野党合意の翌20日、日本共産党の愛知県委員会と後援会が開催した参院選必勝決起集会は、満席の参加で熱気があふれました。
たけだ良介比例候補、すやま初美愛知選挙区候補は気迫のこもった決意を表明。岩中正巳県委員長は5野党合意を実らせるためにも、4カ月後に迫った参院選で、過去最高の比例代表「850万票、得票率15%以上」を獲得し、愛知選挙区で、すやま初美候補を勝利させることが「決定的に重要」と述べ、党と後援会の総決起を訴えました。
宣伝キャラバン
21日、同愛知県委員会は、参院選勝利をめざし県内各地に「すやま宣伝カー」を回す全県宣伝キャラバンをスタートさせました。今回は昨年の1次、2次につづく第3次。離島や山間地域にも宣伝隊が入ります。
初日は、名古屋市内の繁華街ですやま候補や名古屋市議が演説。戦争法廃止2000万署名と参院選での支持を訴えました。聴衆から「5野党合意で安倍自公政権の対抗軸ができた。がんばれ」の声が出ました。
脱「貧困大国」
安倍政権の経済政策=アベノミクスのもとで、子ども、若者、高齢者など全世代に貧困が広がっています。
日本共産党愛知県委員会は、脱“貧困大国”をテーマにしたシンポジウムを計画しています。
すやま候補は、オフィス街で昼食に出る女性会社員に、ブラック企業規制、人間らしく働ける雇用ルールの確立を訴える“ランチタイム宣伝”をすすめています。
各地で演説会
日本共産党愛知県委員会は、参院選公示が迫る5月22日に志位和夫委員長を迎え、名古屋駅前で街頭大演説会をおこないます。
3月から4月には、一宮市、豊橋市、尾張旭市、春日井市、名古屋市内の各区などで演説会を開き、党中央幹部や国会議員、たけだ良介比例候補、すやま初美愛知選挙区候補が日本共産党躍進・勝利への支援を訴えます。
28日 シールズ東海集会に小池氏
戦争法廃止、立憲主義回復を求める「市民革命的」な運動が盛り上がっています。
19日、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合@愛知」が発足(2面関連記事)。同日夜には、名古屋市栄で「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会」の集会とデモがありました。
21日には、名古屋市内で、「戦争法すすめる首相はやめろ」「選挙に行こうよ」と、高校生のデモがおこなわれました。
28日には、シールズ東海が名古屋市中区の白川公園で集会(午後1時)を開きます。これには、日本共産党の小池晃副委員長、民主、社民の各野党幹部が参加する予定です。
愛知県弁護士会は、戦争法が強行採決された昨年9月19日から半年目にあたる3月19日の午後1時半から名古屋市中区の白川公園で、違憲の安保法制の廃止と立憲主義の回復をもとめる愛知大集会とパレードをおこないます。