「安保法制に反対するママの会@愛知」は1月31日、名古屋市中区で戦争法の廃止を求める集会とパレード(デモ行進)を行いました。約300人の母親や子どもらが参加しました。
同会は昨年9月、「だれの子どもも殺させない」を一致点に、フェイスブックやツイッターを通じて、安保法制=戦争法反対の行動を呼びかけました。戦争法の強行採決後、参加が広がっています。
坂内(ばんない)博子さん(43)はパレード出発前の集会であいさつし、「自分の子どもも、私が知っている子どもも、会ったことがない世界の子どもたちの命も守りたい。国と国の争いは、戦争ではなく話し合いで解決すべきです」と語り、戦争法廃止の世論と運動を広げようと呼びかけました。
参加者らは「この子を戦争に行かせません」と書かれた風船を持ち、「ママは戦争しないと決めた」「戦争の道具をつくるのやめよう」「武力で平和は守れない」などとコールしながら栄の繁華街をパレードしました。
「子どもを守る」とデコレーションされた乳母車に乗る幼児たちも参加しました。
母親と参加した小学3年の男児は「ニュースで戦場の場面を見て怖いと思った。戦争はいやだ」と話しました。
日本共産党の本村伸子衆院議員、民主党の近藤昭一、山尾しおり両衆院議員が参加しました。