愛知民報

【16.01.31】戦争法廃止2000万署名 元町長、元議長が呼びかけ 知多郡阿久比町 

3000人分集まる

  知多郡阿久比町では22日までに3000人分を超える「2000万署名」が集まっています。同町の竹内強(つよし)日本共産党町議に活動の特徴を聞きました。
 

 ―党派を超えた幅広い賛同が寄せられていると伺いましたが。

 竹内 昨年結成した「平和安全保障関連法の廃止を求める阿久比町民の会」の呼びかけ人に元町長、7人の元町議会正副議長、2人の元大学教授、お寺の住職、元JA幹部など約140人が名を連ねました。すごい広がりです。石川桂元町長は共同の先頭に立っています。2月7日に署名成功をめざす「町民のつどい」を行います。その日までに4000人分まで集めたい。

 ―阿久比町での署名の目標は。

 竹内 人口2万8000人の6分の1にあたる5000人です。「目標を本当にやろうと思ったら軒並み訪問が必要」と真剣な議論をしました。

 ―どのように署名を訴えていますか。住民の反応は。

 竹内 2人で組を作って訪問をしています。1時間半で50人分集まることもありました。周辺ではハンドマイクで署名への協力を訴えます。スーパー前などの宣伝も行っています。1人で300人分以上集めた人もいます。留守宅のポストには署名用紙とビラを入れます。「署名したから取りに来てほしい」という人もいます。

 ―参加者の感想は。

 竹内 「署名行動に参加するのは初めてだが、一緒について回るだけなら」という人も力持ちと一緒に参加し、「楽しい。元気になった」と話しています。目標突破に向けて全力をあげます。