18歳選挙権が実施される今夏の参院選に立候補を予定している日本共産党の、すやま初美さんは、大学門前での宣伝をすすめています。
新年13日、名古屋市千種区の名古屋大学前からスタート。15日に同市中村区の愛知大学前で宣伝しました。
19日は、同市瑞穂区の名古屋市立大学前で「教育予算を抜本的に拡充し、給付制の奨学金を実現しましょう。学生が将来に希望を持てる政治を実現しましょう」と訴えました。
1月には名古屋工業大学、名古屋文理大学、名城大学、同朋大学、愛知産業大学で宣伝を行う計画です。
日本学生支援機構の奨学金を借りる学生の割合は90年代までは2割程度でしたが、現在53%に増加。奨学金はすべて貸与制で、多くは有利子です。滞納すれば延滞金が発生します。同機構は債権回収会社を使って取り立てを強化しています。
すやまさんの訴えを聞いた女子学生は「高校で奨学金の説明会がありました。でも借りたら返せるか不安です。返済のない給付制奨学金があれば安心して学べる」と話しました。