愛知民報

【16.01.17】みんなの党政党助成金 解党直前 薬師寺議員団体に移動

 みんなの党(2014年11月解党)公認で2013年の参院選愛知選挙区で当選した薬師寺みちよ議員(現在無所属)が同党の解党直前に、政党助成金を自らの政治団体に移動していたことが分かりました。
 みんなの党は、14年11月19日に解党を決定、同28日に解党しました。直前の同月20日から26日にかけて、同党の支部に総額4億6885万円を分配しました。
 当時、薬師寺議員が代表をつとめる「みんなの党参議院愛知県第一支部」には、21日に2000万円が渡っています。
 26日に、同党第一支部から2506万円余、同党愛知県総支部から315万円の計2821万円余が薬師寺議員の政治団体「みんなの政策研究会」に寄付されています。
 政党助成法は、解党した場合、党本部や支部に残った政党助成金の返還を求めています。解党を決めた後、議員の別の政治団体に資金移動するのは、「税金私物化」の批判はまぬがれません。