愛知民報

【15.11.22】戦争法廃止 沖縄新基地反対 シールズ東海の宣伝に3500人 「野党は共闘」大コール 名古屋駅前

 戦争法廃止と沖縄新基地建設反対を求める街頭宣伝が14日、名古屋駅西口でおこなわれ、約3500人が集まりました。主催はSEALDsTOKAI(シールズ東海=自由と民主主義のための東海学生緊急行動)。シールズ東海の「げんくん」は「他国の戦争に首を突っ込むなんて言語道断。国の進路を修正するには野党が立場を超えて共闘すべきだ」と強調しました。
 

志位氏「国民の政府」提唱

 シールズ東海の街頭宣伝には「野党は共闘、野党はがんばれ」のコールに応えて、日本共産党、民主党、維新の党、社民党の代表が手を取り合いました。
 日本共産党の志位和夫委員長は「参議院選挙は立憲主義・民主主義と反立憲主義・独裁とのたたかい。未来は若者のもの」と述べ、野党の選挙協力の合意形成に全力をあげることを表明しました。
 民主党の福山哲郎参院議員は「問答無用の安倍政権を続けさせてはいけない。参院選で野党がたくさん議席を取れば安保法に急ブレーキがかかる」と訴えました。
 維新の党の初鹿明博衆院議員は「『共産党と握手するのはけしからん』と言っていた大阪維新の会の人が出て行った。もう怒る人はいなくなったから堂々と出てきた」と述べました。
 社民党の山登志浩常任幹事(江南市議)は「アメリカの戦争に巻き込まれると取り返しがつかない」と戦争法廃止の野党共闘を訴えました。

英語コール

シールズ東海の宣伝でおこなわれた英語のコールは以下の通り。

(リーダーからの呼びかけ)
Tell me what democracy looks like!=(日本語意訳)民主主義って何だ?

(宣伝参加者からの返答)
This is what democracy looks like!=(日本語意訳)民主主義ってこれだ!